株式会社アグリシーズ
Agriseeds, Co., Ltd.

稲作
しく
げる
ものに。

おしらせ

22.02.24
書籍『もしもがんを予防できる野菜があったら』を出版しました
18.11.09
ホームページをリニューアルしました

〒174-0056 東京都板橋区志村1-26-18-501 TEL/FAX 03-3558-5966

書籍出版

『もしもがんを予防できる野菜があったら』(幻冬舎)

この度、幻冬舎より『もしもがんを予防できる野菜があったら』という本を出版いたしました。

内容は、これまで心血を注いでやって来ました遺伝子組み換え技術の必要性を科学者の心で語ったものです。人生の集大成といえるものです。一人でも多くの方に遺伝子組み換えの真実と必要性を知ってほしいとの思いで出版いたしました。お知り合いの方などへご紹介頂けますと大変嬉しいです。是非、よろしくお願い申し上げます。
お読み頂き、ご質問がございましたら、下記のフォームからご連絡下さい。回答をさせて頂きます。また、忌憚のないご意見を頂けますと大変勉強になりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ご意見・ご質問用メールフォーム


『もしもがんを予防できる野菜があったら』の本が以下の新聞やWebニュースなどで紹介されています。一人でも多くの方に遺伝子組み換え技術の必要性を知って頂きたい、誤解を解いて頂きたいという思いで出版しましたので、色々なところで取り上げられ、うれしいです。多くの方にお読み頂けるように、もっともっと頑張っていきます。

●「著者見参 わたしの1冊 遺伝子組み換え技術の安全性説く 『もしもがんを予防できる野菜があったら~』」
『新文化』(2022年3月24日)

●「『書評』『科学者の心』を養う『もしもがんを予防できる野菜があったら』(山根精一郎)
『共同通信アグリラボ めぐみ』(2022年4月10日)

●「がん予防できる野菜があれば・・・『すごい技術、知って活用を』 山根精一郎さん
『産経新聞』(2022年4月24日)

●「正確な事実に基づいた判断を『もしもがんを予防できる野菜があったら』 (山根精一郎著)」
『デジタル農業情報誌 Agrio』第407号(2022年6月21日)

●「『科学者の心』を持って自ら考えてほしい ~遺伝子組み換え技術の議論
『SMART AGRY』(2022年6月23日)

●「遺伝子組み換えの誤解を正す 元・日本モンサント社長が語る事実と真実
『マイナビ農業』(2022年7月3日)


[紹介ページ]
幻冬舎
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事業紹介

目的

目的1 農業の活性化

イネの生産性向上

儲かる稲作へ

イネは日本の文化、魂です。しかし、単位面積当たりの収益が低いので、生産性を上げ、規模拡大を図ることで、魅力ある経営を可能にします。

イネの「乾田直播」の推進

稲作において生産性を上げるためには、現在、全労働時間の2分の1近くになる移植のための苗作り、代掻き、移植の労働時間をどう削減するかが重要な課題です。その解決として乾田直播が挙げられます。乾田直播ですと、苗作り、代掻き、移植の作業がなくなりますので、労働時間は移植と比べて約半分になり、生産コストも40%近く削減できることが報告されています。乾田直播を導入することにより大幅な労働時間と生産コストの削減が可能で、こうした生産性の向上で規模拡大が可能になります。この栽培法の推進は将来の日本の稲作を考えた場合、非常に重要で、弊社はこの推進を「とねのめぐみ」の普及と共に行います。

イネの「民間育種」の活用

乾田直播を行うにあたって、乾田直播に合ったイネ品種が必要です。「とねのめぐみ」は日本モンサント株式会社が直播用に開発した品種で、茨城県にある株式会社ふるさとかわちが種子の生産・販売を行っています。公的機関ではなく民間が開発した、「民間育種」の品種です。稲の民間育種は、農業生産者や消費者のニーズに合った品種を民間の活力を導入し、短期間で開発することが期待されます。今の日本の野菜は殆どが民間育種であり、民間の品種開発力は非常に高いものがあり、世界で大きくシェアを取っています。イネにおいても民間の活力を利用するこの仕組みが必要です。

アグリシーズの役割

アグリシーズは、イネの分野において民間育種の「とねのめぐみ」を乾田直播で広めることを目指しています。

民間育種×乾田直播=儲かる稲作

遺伝子組換え作物の栽培

農業の活性化のために

日本の農業でも、遺伝子組換え作物を栽培することも考えて行く必要があります。農業には3つの敵がいます。雑草、害虫、病気です。こうした敵に対して、これまでは農薬を使用することで対処してきました。近年は遺伝子組換え技術がこうした3つの敵に対抗する新しい手段として登場しました。日本ではまだ栽培されていませんが、この技術を日本でも利用することにより、日本の農業の活性化が可能になります。

遺伝子組換え作物の現況

現在、農業生産者が興味を示していますのは、雑草防除が今の除草剤では十分でない、テンサイ(サトウダイコン)やダイズの遺伝子組換え除草剤耐性技術です。これにより雑草防除問題が解決し、労働力の削減、生産コストの削減、収量増が期待されます。また、害虫防除を効率よく効果的に出来る遺伝子組換え害虫抵抗性技術も、農業生産者には魅力ある技術です。

アグリシーズの役割

アグリシーズは、除草剤耐性や害虫抵抗性遺伝子組換え作物の日本での導入を図り、農業の生産性向上を目指します。

目標

目的2 食糧の安定供給

遺伝子組換え作物の
安全性確認

世界の農業と遺伝子組換え作物

遺伝子組換え作物は世界28ヵ国ですでに栽培されており、その総面積は約1億8千万ヘクタールに達しています。その結果、収量が増加し、農薬の使用量が減り、生産性の向上で生産者の収益も大幅に増えています。

2030年には90億人になる人口を支えるためには、穀物の生産量を今のほぼ2倍にしないといけません。しかし、農地はこれからあまり増えませんから、単位面積当たりの収量を今の倍にしないと人口増による食糧危機は乗り越えられません。
[現在の人口:76億人←→2030年の人口:90億人]

日本の食料と輸入

日本のように穀物の大半を海外からの輸入に頼っている国では、海外での単位面積当たりの収量の増加は食料の安定供給にとって大変大事なことです。日本は約1,600万トンの遺伝子組換え穀物を輸入し、食品や飼料として利用し、遺伝子組換え穀物を食べた家畜の肉、卵、牛乳を食べています。1,600万トンとは日本のイネの1年間の生産量の約2倍に当たります。従って遺伝子組換え作物は既に食料の安定供給により日本の食卓を豊かにすることに大きく貢献しています。

アグリシーズの役割

アグリシーズは、海外から遺伝子組換え作物を輸入するための安全性確認の取得により、日本の食料の安定供給に貢献していきます。

遺伝子組換え作物←安全確認

実績

試験・研究

イネ

イネに関しては、各地でイネ生産者や研究者と話し合い、乾田直播の可能性を一緒に考えています。2018年に数か所で「とねのめぐみ」を使った実証試験を開始することを目指しています。これまでに茨城県、埼玉県、福岡県、愛媛県で話し合いを行いました。今後さらにいろいろな地域の農業生産者と話し合いを持っていきます。

テンサイ・ダイズ

遺伝子組換え作物に関しては、北海道北見市を中心として、テンサイ栽培研究会の皆様と一緒に、遺伝子組換え除草剤耐性テンサイの実証試験を目指しています。また、北海道の農業者の会の皆様とも一緒に、遺伝子組換え除草剤耐性ダイズの実証試験を目指しています。

活動・運動

食のコミュニケーション円卓会議

任意団体「食のコミュニケーション円卓会議」が進めている、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が開発した遺伝子組換え花粉症緩和米をお米として食べるようにする活動にも参加しています。これにより、国民に直接メリットがある遺伝子組換え花粉症緩和米の栽培と利用により国民の健康増進とイネ生産者の収益増を目指しています。

想定パートナー

こんな
パートナーを
お待ちして
います

「とねのめぐみ」の栽培

「楽をして、楽しく儲けられる」を目指して「とねのめぐみ」を栽培してくださる農業生産者の方、特に、乾田直播に取り組まれる農業生産者、とその方々を技術的にサポートされている農業研究者、企業。

生産性の向上

遺伝子組換え作物による生産性向上に興味を持たれる農業生産者、農業研究者、企業。

遺伝子組換え作物の安全性評価

海外で遺伝子組換え作物を開発し、日本における安全性評価を行おうとしている企業、団体。

代表挨拶

日本の
農業の
ために

株式会社アグリシーズ代表取締役山根 精一郎

私は、大学院を修了後、就職した日本モンサント株式会社で作物保護関係の仕事に取組み、最後の20数年はイネの新品種育成と遺伝子組換え作物にも取り組みました。40年4か月、日本モンサント株式会社に勤務し、その経験を活かして、夢であった日本の農業の活性化に、イネの直播と民間育種の推進と遺伝子組換え作物による食料の安定供給と生産性向上を通して、貢献することを目的に株式会社アグリシーズを立ち上げました。
 日本の稲作は収益性の低さから、後継者が育たない状況で、高齢化がどんどん進んでいます。お米は日本人にとっては文化であり、魂です。稲作の活性化は日本の文化を守ることに繋がる重要な課題と考えています。これに貢献できる道を探ってきましたが、私の経験から2つの道が見えてきました。一つは大幅な生産性の向上が図れる乾田直播を普及させること、そして二つ目は乾田直播で日本モンサント株式会社時代に開発した「とねのめぐみ」を民間育種の品種として、世に広めることです。
 また、遺伝子組換え作物の分野でも2つの道が考えられました。一つ目は既に遺伝子組換え作物の輸入量が約1,600万トンと日本の1年間のイネの生産量の約2倍になっており、日本の食料の安定供給に大きく貢献し、日本の食卓を豊かにしている事の情報提供をすると同時に、海外で生産された遺伝子組換え作物の輸入が問題なく行えるようにその安全性確認を行うことです。
 二つ目は、生産性の向上が期待される遺伝子組換え作物を日本でも栽培できるようにすることです。海外では、遺伝子組換え作物は、生産性の向上に大変役立ち、農業生産者の収益を増やしていることが認められています。ですから、遺伝子組換え作物を日本に導入することで日本の農業の生産性の向上や消費者のニーズを満たすことに大いに役立つことが期待されますが、日本ではまだ、メリットを見るための実証栽培試験すら行われていません。非常に残念な状況です。日本の農業の生産性向上や消費者のニーズに役立つことが認められれば、今の遺伝子組換え作物に対する日本国民の考え方が変わると思います。ですので、栽培を目指して、まずはメリットを見るための実証栽培試験を行うことに全力を注ぎたいと考えています。
 こうした活動を通して日本の農業の活性化に貢献することが、株式会社アグリシーズの目的です。

連絡先

所 在 地

〒174-0056 東京都板橋区志村1-26-18-501

T E L / F A X

03-3558-5966

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